決済に関する知識
海外銀行への送金

一般の方でプライベート、ビジネスに限らず自ら銀行の窓口へ足を運んで、もしくはネットバンキングで海外口座への送金処理をした経験のある方は意外と少ないのではないかと思います。特に海外通販などでもクレジットカードやPayPalでの決済が主流な今、特段の理由がない限り、海外銀行口座への送金は現実的な決済方法とは言い難いかもしれません。

まず最大の理由は、手数料が非常に高額になることです。海外通販で購入する商品の価格は、よほど大量に購入したり、高価な商品でない限り、数十万を超えることは少ないでしょう。

10万円程度の金額であれば多くの場合、クレジットカードの使用枠で対応が可能です。銀行送金を使用した場合、銀行によって手数料は様々ですが、どんなに安くとも2000円を下回ることはないと言われています。高い場合には8000円近く、平均してもやはり4000円から5000円程度の手数料がかかってしまうケースが多いようです。

海外通販で購入する商品の価格帯を考えると、この手数料が商品自体の価格に対してどれだけ大きいものかお分かり頂けると思います。更に、不慣れな方にとって海外口座への送金は国内のそれに比べて手続きも手間がかかり、大手銀行でないとそもそも対応できない場合があります。

これらを鑑みても、海外送金での決済しか受け付けないという場合以外には避けたい決済方法と言えます。また、クレジットカードの場合、万が一詐欺サイトにひっかかってしまった場合、決済の保留が可能な場合もありますが、銀行送金の場合、そのような緊急対応も難しいと考えられます。